オペアンプは1アマに高頻度で出題されます。
特にひねりがある問題はないので得点源にできます。
令和2年12月 A-9
上記は反転増幅回路の典型問題。
①増幅度はR2/R1
数字が入っていても当てはめれば簡単に増幅度の計算ができます。
②位相差はπ
オペアンプの電源に「±」の両電源を供給している場合、反転増幅回路では「+」極性の信号が入力された場合、出力は「-」極性に、「-」 極性の入力信号の場合は「+」になります。交流信号を入力した場合は反転増幅回路は位相が180°反転した信号を出力します。
③反転増幅回路
これが反転増幅回路の型です。
よって正解は3となります。
令和2年9月 A-10
増幅度A=32/4
=8
8=2^3
電圧利得にするには 20log10( ) を使う。
20log10(2^3)
20*3log10(2)
20*3*0.3=18dB
正解は5となります。
令和元年12月 A-9
負帰還増幅回路の公式
V out/V in = A / (1+Aβ)
20 = 100000 / ( 1 + 100000β)
1 + 100000β ≒ 100000β
20 = 1/β
β=0.05
よって3が正解になります。
傾向として毎回1問オペアンプが入りますので注意が必要です。バリエーションが上記の3パターンほどになるのでこれらを抑えておけば大丈夫です。